記録に間違いがあると
将来の年金額が減ることも
人生100年といわれる今、老後の生活、中でも「お金」について心配されている方が多いようです。この不安を少しでも解消するために「老後のお金を守る」をテーマに、専門家のアドバイスをシリーズでお送りしています。今回ご紹介するのは年金記録の確認方法について。日本年金機構から送られてくる「ねんきん定期便」を活用して、加入履歴や受取額を把握しておきましょう。
最近でも記録モレが
見つかったケースがある
2007年に持ち主が不明の年金記録が大量に発覚して社会問題になりました。徐々に解消されてはいますが、25年9月時点で持ち主不明の記録は約1,660万件で、24年度の訂正請求の処理件数は4,417件です。転職が多い人や名前の読み方が複数ある人などは特に注意が必要です。できれば、1年に1回は年金記録の確認を行ってください。

年金記録を確認するには、日本年金機構から送られてくる「ねんきん定期便」が役立ちます。毎年ハガキで送られてくるほか、35歳、45歳、59歳の節目の年には、よりくわしい情報が封書で送られてきます。ハガキでは直近1年間の加入履歴と年金額などが確認できます。50歳未満の場合は、これまでの加入実績に応じた現時点の年金額(50歳以上は、現在加入している年金制度に60歳まで加入した場合の年金見込額)が表示されています。

全期間の年金記録を確認するには、節目の年に送られてくる書面か「ねんきんネット」で確認します。「ねんきんネット」は、ねんきん定期便のウラ面に記載されている「お客様のアクセスキー」を利用するかマイナポータルから登録可能です。
■各制度について下記のリンク先もご覧ください
・ねんきん定期便
※この記事は、都道府県民共済グループ発行「老後のお金を守る本」の抜粋です。
内容は、執筆時点2026年8月1日のものです。







